皆さんこんにちは。おそうじ本舗本山本庄店の佐藤です。以前、朝日新聞
の記事から~世界一清潔な空港の掃除人~を紹介しましたが、羽田空港
のような、派手なフィールドじゃなくても、自分の身の回りを注意深く観察してみると、派手さはなくてもコツコツと仕事に打ち込む人は結構いるものです。
私は、清掃事業に携わっていますので、どうしても同業者に目を向けがちなのですが、私のマンションの共用部の日常清掃を担当しているYさんは、~コツコツと仕事に打ち込む掃除人~です。
Yさんは60歳代中ごろの女性で、年末年始を除く、月~土曜日の朝7:30~11:00まで、勤務されています。もうかれこれ10年以上雨の日も風
の日も定刻には姿を見せ、住人の方に分け隔てなく笑顔で接してくれます。
私の仕事がオフの日の朝、Yさんの床をほうきで掃く時の一糸乱れぬ音が心地良い気持ちにさせてくれます。まるで、その音は、日本庭園の鹿威し(池の水が溜まるとポンと音のするあれです。)の様に、定期的に、かつ情緒的な調べ
を奏でてくれています。
Yさん いつもありがとう!!いつまでもお元気でお仕事を続けて下さいね。
Yさんが、マンションに到着する前に近くのカトリック教会の聖堂前で祈りをささげている姿を見かけた事があります。
「Yさんって、カトリック信者なのですか?」と問う私に、「いや、見よう見まねでやっているだけ。この年で仕事を続けていることに感謝したいの」とおっしゃるYさんの笑顔が印象的でした。